menu

明日ゲンキになるマメ知識明日、ゲンキになるためのマメ知識

アスゲンのお薬に使用されている成分の原料や
それぞれの効能などをわかりやすくご紹介しているページです。
健康に関する最新情報もあわせて随時更新してまいりますので、
毎日の豊かな暮らしづくりにぜひご参考ください。

人参について その1

一般的にニンジンといえばスーパーなどで売られている橙色の野菜(キャロット)を思い浮かべるが,医薬品にも同じ名前の生薬がある.漢字もまた野菜と同じで「人参」と書くため,特に医薬品原料として間違えないよう「薬用人参」「朝鮮人参」「高麗人参」「御種人参」などともいう.中国では漢の時代に書かれた最古の本草書『神農本草経』の上品に収載され,「五臓を補うを主り,精神を安んじ,魂魄を定め,驚悸を止め,邪気を除き,目を明らかにし,心を開き,智を益す」とあり,疲労,食欲不振,倦怠,悪心・嘔吐,下痢,喘咳,痙攣,健忘症,目眩,頭痛,インポテンツ,頻尿,口渇,小児のひきつけ,慢性消耗性疾患,気血津液の不足などに使われる薬剤に配合される.漢方では,呉茱萸湯,柴陥湯,柴胡加竜骨牡蛎湯,柴胡桂枝湯,柴朴湯,四君子湯,炙甘草湯,十全大補湯,小柴胡湯,参蘇飲,大建中湯,釣藤散,人参湯,麦門冬湯,半夏瀉心湯,白虎加人参湯,補中益気湯,六君子湯など約50処方に配合される重要な生薬である

TOPに戻る