ジプロフィリンについて
テオフィリンなどと同じキサンチン系に分類される気管支拡張成分です。1946年にアイオワ大学(アメリカ)のManeyらによって合成され、日本へは1952年に導入されました。気管支の粘膜が炎症を起こしたり、気管支のひろさを調節している気管支平滑筋が異常収縮すると、気管支が狭くなり呼吸が苦しくなります。ジプロフィリンには、気管支平滑筋に直接作用して弛緩させ、狭くなっている気管支をひろげて呼吸をらくにする作用があります。「アスゲン散」「アスゲン散EX」に配合されています。
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