コンドロイチンについて その2
正しくは「コンドロイチン硫酸」といい、硫酸基が結合した酸性多糖の構造をしています。酸性状態であるため、マイナスの電荷がナトリウムイオンをコントロールして水を制御し、同様に、カルシウムイオンをコントロールして化骨形成や細胞の活性化などに関与していると考えられています。N-アセチル-D-ガラクトサミン (GalNAc) とD-グルクロン酸 (GlcA)の二糖の繰り返し構造を持ち、硫酸基の結合位置とその数からコンドロイチン硫酸A、B、C、D、E、H、Kの7種類に分類されています。これらの様々な構造をしたコンドロイチン硫酸は、生体内の部位によって存在割合が異なっています。また、コンドロイチン硫酸のナトリウム塩である「コンドロイチン硫酸ナトリウム」は、医薬品としても用いられています。
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